
ごあいさつ
大会長挨拶
第5回日本フットケア・足病医学会関東・甲信越地方会
会長 安齋 均(SUBARU健康保険組合太田記念病院 循環器内科)
この度、第5回日本フットケア・足病学会関東甲信越地方会の大会長を務めさせていただくことになりました。本学会は2019年に(旧)日本フットケア学会と(旧)日本下肢救済・足病学会が合併し、同年7月1日に日本フットケア・足病医学会が設立されました。関東甲信越地方会の会員数を見てみますと2025年度5月の時点で1769名でありますが、医師数は420名で全体の24%を占めるのみであり、いかにmedical staffの方々に支えられている学会であるかが理解できます。
今学会では、循環器内科、皮膚科、形成外科という医師会員数のなかでmajorityを占める3科が力を合わせる体制を組んだことに加え、medical staff会員の方々の力を結集し、現在の足病の臨床的な問題点を網羅するプログラムを企画していきたいと考えています。
今回のthemeとして“Gifts and Choices、今できる最善の治療を考える”を選びました。ジェフ・ベゾスのプリンストン大学での卒業式のスピーチで、有名なので知っている方も多いと思います。医療者としての恵まれたGiftsを足病患者のために役立てるというChoicesをされた皆様方と一緒になって、この困難な疾患に立ち向かっていく勇気を与えられる会にしたいと考えています。
大会長からの希望演題は別途アナウンスさせていただきますが、足病に関する演題であれば問題ありません。是非日ごろの仕事の成果を、学会発表という形でまとめていただく機会としてご活用ください。
皆様方の積極的な本学会への参加を期待しています。ともに学んでいきましょう。何卒よろしくお願い申し上げます。