会長挨拶
このたび、第35回日本老年学会総会での日本ケアマネジメント学会第26回研究大会の大会長を務めます内田陽子です。開催地は鹿児島で、日本老年学会総会・本学会開催もはじめてになります。鹿児島は深い歴史をもち、世の中を変える力を発信した地です。また、桜島の度重なる噴火のなかでも、豊かな自然と共存し人々は生活をされています。同様にケアマネジメントも自立と尊厳を守りながら国民の生活を支えています。
研究大会のテーマは「ケアマネジメントの力―不測の時代を拓くー」です。ケアマネジメントを取り巻く環境は変化しています。各地で大きな災害が発生しています。国際情勢も不安を抱えています。国際問題、経済も停滞など苦しい状況が今後も待ち構えています。まさに、不測の時代です。ケアマネジメントにおいてはエンドオブライフ・ケアニーズの高まり、おひとりさまの増加、家族力の低下、介護の人材不足、疾病や障がいの重度化、貧困の問題など、対象者の抱える課題は複雑化し、困難事例も増えています。それに対応するためにはケアプランのAI化、多職種調整のICT化も進められています。しかし、なによりも人の力、インフォーマル、フォーラムなサービスとの相乗効果を生む連携はAIにはかないません。そして、不測の時代を拓くのは、なによりも統合した「ケアマネジメントの力(パワー)」なのです。本大会では、これまでのケアマネジメントの知・技・愛・絆などを統合し、これからの時代を拓く(ひらく)べく新しい学会となっています。日本老年学会総会でもありますので、医学、看護、薬学、歯学、社会科学、基礎研究などの関連分野の知も吸収していただき、ケアマネジメントの力を促進していきたいと考えております。ぜひ、多くの方に参加していただき、議論をすすめ、鹿児島の地から「ケアマネジメントの力」を発信して、さらに磨きをかけた力強いパワーといたします。
会場:カクイックス交流センター・鹿児島市民福祉プラザ 大会定員:800名予定
・参加費などの詳細は日本ケアマネジメント学会第26回研究大会のHPでご案内させていただきます。

大会長 内田陽子 群馬大学




